エッセイ

人生は朝の太陽のように(2014)

真っ暗な夜明けを叩いた賛美と祈りの声が静かになり、東の空から徐々に黎明の日差しが広がり始めると、ガラスのように澄んで明るい光はますますきらびやかになり、世の闇はすべて、光に変わる。黒く消えてしまった私の2つの目では、このきらびやかな朝の太陽を見ることができないが、顔に届くその温もりは、私の心を感激と希望でいっぱいにする。

どうしたことか、太陽の温もりが私の顔にそっと降りて来ると、憂鬱と痛み、不安と心配はすべて消え、天のように高く、海のように広い希望だけが胸に満ちあふれる。

朝早く昇る太陽を拒否するものは誰もいない。夜通し遊び文化に酔って罪悪に埋もれて生きいている人たちと、全てが眠りにつく深い夜を縫う夜のお客さんだけが朝の太陽を嫌がる。 私たちは皆、朝の太陽と一緒に力強い足取りで未来を準備し、太陽の息子娘として、今日と明日を明るく幸せに生きていけたらと思う。朝の太陽は、すべての人たちに明日の希望を抱かせてくれる祝福の守護神のようだ。だから、明るくなる新しい朝は、私たちの胸全体を歓喜の生で満たす青い恵みに違いない。